エフェクト-Deferred Rendering

遅延レンダリング
1パス目でモデルの法線などの情報のみをMRTで別バッファに書き出し、2パス目はそれらのテクスチャを使用しシェーディングする。

2パス目は画面をfillするだけなので、不必要なライティング計算が必要なくなる。
ライト計算の負荷は一定数ずつ増えるので、処理負荷を見積もりやすい。
また、MRTで書き出した情報があるので、それらを使用したエフェクトが掛けやすい。


描画パス

1.1パス目:それぞれ必要な情報をMRTを使用し書き出す。
アルベド、法線、深度、スペキュラ、ベロシティなど。
必要によってはfloatテクスチャを使用する。

 ・アルベド(ディフューズ)
 deferred-pass1_diffuse.JPG

 ・法線
 deferred-pass1_normal.JPG

 ・深度
 deferred-pass1_depth.JPG

2.1パス目で出力したテクスチャの情報からライト計算などシェーディングする。

 ・シェーディング結果
 deferred-deferred_shading.JPG

参考

ライト計算の1pxに1回になるので、処理負荷を見積もりやすい。
また、通常のシェーディングよりも軽くなる。

ライトを100灯焚いてみても環境によっては処理落ちしなかったり、30fpsをキープできていた。
deferred-pointlight.JPG

 


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